諧謔

衝撃的なニュースだった。あの織田信長が建てた世界最高峰と言っても過言ではない安土城が漸く、歴史調査を再開するのだ。安土城と言えば今までの城の歴史を変えた瞬間だった。城内3階には仏壇が建立されその上に信長が鎮座する。これは信長が天下布武第六天魔王を兼ね備え言わば神を超えた存在を日本に、いや世界に発信したのである。日本で初めて天主閣が建てられ京都に近い為、いつでも幕府と貴族と天皇との謁見、琵琶湖が隣で難攻不落、金箔を使い派手に纏いし豪華な城、後にも先にも安土城だけである。悲しいかな、信長が1582年明智光秀の裏切りで斃れその後直ぐに原因不明の火事で燃えて無くなってしまった。安土城か今もあれば世界遺産は間違いないだろう。
そして衝撃は未だに収まらぬ、というか興奮冷めやらぬが正しいかもしれない、遂に遂にやってしまった・・・待ち合わせを・・・
待ち合わせ、そこにはどんな夢が詰まってるだろう。雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう。JR東海のクリスマス・エクスプレスのようにワクワクが止まらない。
その日、私は暇を極めていた。家には誰も居ない。AVを大音量で流しても誰も何も言わない。シコッても構わない。電気グルーヴが流れる
学校無いし家庭も無いし暇じゃないしカーテンもないし花を入れる花瓶も無いし嫌じゃないしカッコつかないし
でも何故か少し寂しい。「今日、俺の家誰も居ないから来ない?」なんて漫画みたいな展開も無く空しさを極めていた。JR東海も「そうだ、京都に行こう」のキャッチフレーズが脳裏によぎり「そうだ、風俗に逝こう」が私のキャッチフレーズとなった。勿論、「ももさん」会って半年が経ち何でも話せる仲にはなった。
某所で待ち合わせをして「ももさん」が私の車に笑顔で乗ってきた。これからホテルではなくデートが出来るなんて疑似恋愛でも幸せだ。5時間にした。
いつもより気を付けて安全第一で運転し、最近出来た韓国料理店に行き一通り買い、他にも色々な箇所でデートを楽しんだ。あのホテルとは違う車という一緒に音楽を聴いて口ずさみ、変わらぬ景色を2人で見て少しばかり景色が変わるあの狭い空間は中々味わえるものではない。二人だけの思い出と秘密にするから細かい話は野暮だろう
ホテルに二人で入るのも初めてだ。思えばデリヘルの形式上、私が先に入るのがルールなので二人で一緒は新鮮だった。
ホテルで先程買ってきた韓国料理を二人で頬張りながら適当にテレビを見て、見つめ合って笑い、何だか同棲してるような感覚だ。その雰囲気を自然に作る「ももさん」は完璧。
食べ終わり風呂を沸かすとビックリする程の大浴場、二人でお風呂に入り身体を二人でお互いを洗った。そして、なんとローションがあるではないか。ローションを見た瞬間私の愚息ロコモーションしてしまった。「ももさん」にローションをお願いすると快諾してくれて二人でヌルヌルになった。ヌルヌルな「ももさん」の身体はエロ過ぎて我慢するのも大変だ。ヌルヌルになった私を乳首攻めし愚息にローションを垂らすと、あの冷たさと気持ち良さはやばかったが、それをはるかに上回るローション素股は入っている感覚だ。そのままお風呂でローション素股のまま果ててしまった。
ローションを二人でお互い綺麗にして湯に浸かりベッドで暫し休憩した。休憩中も話が止むことはなくずっとこの時間が続いて欲しいと思ってしまう。
復活したので私が「ももさん」を責めた。責めていると私を寝かせて顔面騎乗して貰った。顔面騎乗出来るなんて恐悦至極。ドMは私にはたまらなかった。そのまま気持ち良くなって貰いS心に火が着いたのか「ももさん」の怒涛の責めが始まった。乳首を舐めて弄りそして、私の愚息をメトロノームのような一定の早さでシゴいて貰い昂りそのまま二回目も果てた。
待ち合わせ・・・深い事は言わないがそこには、いつもは味わえない2人だけの現実と夢の世界がそこにあるのだ。